~温 泉~
ここ「リゾートセンターみのり」の施設はなかなか良い、とても気に入った。雰囲気としては健康ランドその物なのだがやはり本物の温泉は良い。湯舟に浸かると体の部分全てに温泉の効能と呼ばれるものが行き渡って行くのを感じる。手術後の首、これから悪くなるであろう?腰、痺れが未だ取れない両手・・・とても気持ちがいい、私の体が癒されている。
真ん中のジャグジーに入り体に適度な刺激を与えた後表へ出るとすぐに桧風呂が出迎えてくれた。無造作に通路に置かれた浴槽だが入ってみるとこれがなかなかどうして気持ちがいい。屋根さえ付いているものの完全に外である。冬のなごり風が妙に心地よい。
先に進むともう1つの桧風呂(小屋)を見るが、その先の岩風呂へ向かう。石の階段を下りて行くとやがてそれは現れた。決して大きい風呂ではないが、のんびりと天を仰いで寛ぐ。春を迎えようとしている木立や草花の囁き、雲の動き、そして止め処なく注がれる温泉の水音・・・ここで一句と行きたい所だが何せセンスのかけらもない私、虚しく水没した。
お湯に浸かった後はマッサージ器やら自転車やら健康器具相手に皆さんリラックスでした
~帰 路~
「みのり」で不充分ながらくつろぎ、宇佐美を後にした。日曜日という事もあり、帰りの交通渋滞を考えれば必然的に早く帰路に付きたい、昨日のことを考えれば尚更である。
小雨模様の中、山ちゃん号は快適に山間の道を進みやがて伊豆スカイラインに入る。何処へ行ってもスカイラインというのは本当に素晴らしい。景色などは言うに及ばず、山の頂上から頂上へつなぐ路を走っていると、まるで宙を飛んでいるかの様なこの感覚が私は好きだ。
しばらく走ると十国峠のレストハウスがある。さすがに日曜日という事もあって家族連れ・アベック・ツアー客など等で相当ごった返している。子供達のはしゃぐ声もあちらこちらから聞こえてくる。平和だなぁ・・・心の中で呟いた。
お腹が空いていたのでここで食事を取ったが、その後またお土産コーナーで皆が何やら物色を始めている。やはり目の前に商品がズラリと並んでいるとついつい見入ってしまう悲しい日本人の性であろうか。土産は朝買ったのに・・と思いつつ私もしっかりレジの前に並んでいた。
買い物を済ませ山ちゃん号は東京へ向け再び走り出した。
芦ノ湖スカイラインを経て東名御殿場ICに入る。昨日の大渋滞がうその様にスイスイと走りいつの間にか東京ICへ・・・でもさすがにその先は混んでいる様子で渋谷で解散しようという事になった。そしてまもなく山ちゃん号は無事に渋谷駅前に到着した。
主 催 : 食べよう会
実施日 : 平成18年3月18~19日
「お疲れさん!」「ご苦労さん!」「又やろうな!」皆口々に最後の挨拶を交わし今回の企画第1弾とでも言おうか伊豆宇佐美温泉旅行は終わりを告げた。
みんなお疲れ様でした、そして車の提供と運転の山ちゃん本当に有難うございました。